はじめに:いよいよ“バイクが動く日”

ついにこの日が来ました。
教習所の外周を“実際にバイクで走る”——言葉にすればたった一文。
でも、50代からのバイク教習生にとっては、人生における小さな大冒険です。
半クラッチの練習:難しいけど、楽しい
まずは発進の基本。
エンジンをかけ、ギアを1速に入れ、クラッチを半分ずつ離しながらアクセルを回す。
これが、うまくいかない。
- クラッチを離しすぎてエンスト
- アクセルを回しすぎて急発進気味
- 半クラの“つながる瞬間”が掴みにくい
でも、手と足の動きがシンクロする瞬間が何度かあって、
「今、うまくいった!」って手応えを感じた時は嬉しかったです。
ギアチェンジの練習:2速って、怖いけど気持ちいい
発進に慣れたら、ギアを2速に上げる練習へ。
ギアチェンジの流れ:
アクセルを一瞬戻す → クラッチを握る → 左足でギアを上げる(カチッ) → クラッチを戻しつつアクセル
最初は焦って動作がバラバラでバイクがギクシャク…。
でも、教官のアドバイス👇
「操作は“リズム”だ。焦らず順番を守れ。」
リズムを意識したら、少しだけスムーズに切り替えられました。
教習所外周を1周:バイクで走った景色が忘れられない
いよいよ教習所の外周を1周します。
最初の発進はガクガクで、緊張で息が止まりそうでしたが、
スピードに乗った瞬間——
「うわっ、走ってる。バイクって、めっちゃ気持ちいい!」
まるで風になったような感覚。
たった1周でも、自分の中では「やったぞ!!」って叫びたいくらいの感動でした。

今日の学び&気づき
- 半クラッチは焦らず“ジワジワつなぐ”のがコツ
- ギア操作は「順番」と「リズム」がすべて
- バイクはただの乗り物じゃない、“心が動く”相棒
今日の装備レビュー:靴選びは超重要!
クラッチ操作は左足で行うので、靴が合ってないとやりづらい!
今日改めて感じたのは…
- ソールが厚すぎるとギアチェンジしづらい
- 足首までしっかりホールドされてると安心
- 通気性も大事(教習中めちゃくちゃ汗かく)
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最後に:またひとつ、壁を越えた感覚
今回の教習は、「止まっていたバイクが、自分の操作で動いた」という初めての成功体験でした。
できないことが少しずつ“できる”に変わっていく——
この感覚は、いくつになっても嬉しい。
次回予告
▶ 第4話「一本橋に挑む!バランス感覚との戦い」へ続く…