第4話:教習所で心が揺れた一本橋チャレンジ

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はじめに:平日の午後、いつもと違う空気

この日は平日、午後の教習。
普段は土曜日に通っているので、なんだか少し勝手が違う。
教官もいつもの方ではなく、教室の雰囲気もやや静か。

「あれ?ちょっと緊張してるな、俺。」

今日は“一本橋”と“八の字”という練習内容。
聞いた瞬間、ドキドキが加速した。

一本橋に挑戦:あれ、全然ダメだ…

一本橋は、幅30cm、長さ15mほどの鉄板の上を
バイクで7秒以上かけてゆっくり走るという課題。

「止まりかけのスピードで、真っすぐ進むだけ」——
そう思っていた。が、いざやってみると…

  • 前輪が乗った瞬間、体がガチガチ
  • ハンドルがグラつく
  • クラッチもアクセルも支離滅裂
  • 結果 → 橋から落下×10回

「落ちる音より、心が落ちる音の方が大きかった。」

焦れば焦るほど、前に進めなくなる。
“脱力”が必要って頭では分かってる。でも体が言うことをきかない。
まるで、自分の弱さと向き合わされるような時間だった。

八の字で、ちょっとだけ自信を取り戻す

落ち込んだまま、次は“八の字”の練習へ。
教習所に描かれた∞(無限)マークのコースを、
左右に回りながら走る課題。

「バランス感覚が必要」と言われ、正直不安だったけど…

「あれ? 意外といけるかも。」

目線、速度、ハンドル操作を意識すると、
体が自然に動く感覚があってスムーズに走れた。

教官にも「悪くないよ」と言ってもらえて、少し救われた気持ちに。

今日の学び:教習は勝ち負けじゃない

  • 一本橋は“技術”だけじゃなく“心”が問われる
  • 体が固まると、すべての操作が連動しなくなる
  • うまくいかないことばかりじゃない。良い面も必ずある
  • 成長は「結果」より「継続の意志」から生まれる
  • コツは、ニーグリップ(膝をバイクにくっつける)らしい。

今日の装備ワンポイント:ライディングパンツのありがたさ

一本橋で何度も足を地面についたとき、
「このパンツがなかったら膝痛かっただろうな」と思った。

  • プロテクター付きで安心(プロテクターは教習所で貸し出しあり)
  • 教習中の動作もしやすい
  • 見た目もスタイリッシュで気分も上がる

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最後に:一本橋は、また挑む

今回は、一本橋は一度も成功できなかった。
正直、悔しかった。でも、悔しいと感じられたことが嬉しかった。

「また挑めばいい。次は1回でも成功すればいい。」

50代からでも、悔しいって思えるってことは——
まだ自分の中に「成長したい」という炎が残ってる証拠だ。

次回予告

第5話一本橋、成功の感触とS字初チャレンジ】へ続く…

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